【ニュース】 むすび、富士川町のまち育てプロジェクトでプロジェクトメンバーを募集、幻の日本酒「本菱」の復活を目指す 山梨県富士川町

2015.11.26
企業ブランディングを手掛けるむすび株式会社(東京都目黒区、深澤了代表)は11月25日、富士川町のまち育てプロジェクト「まちいくふじか
わ」でプロジェクトメンバーの募集を開始した。

同町は、「ダイヤモンド富士」で知られる人口約1万6,000人の町で、同社代表・深澤氏の故郷。
同プロジェクトは、同町でかつて120年前に作られていた幻の日本酒
「本菱」を復活させ、町の活性化を目指すというもの。
プロジェクトメンバーは2016年3月より約1年間、ブランド開発から米づくり、酒づくりを行い、2017年3月の商品化を目指す。

プロジェクトの実施にあたっては、地方再生予算に頼らず、自分たちの手で商品開発から販売までを実施。
プロジェクトメンバーには、クラウドファンディングなどを活用し、地域マーケティングや町のブランディングに携わりたいという町民以外の人を積極的に取り入れ、「復活させて終わり」ではないビジネスモデルとして、永続可能なモデルを目指す。

プロジェクト名の「まちいく」は、「街に行く人を増やす」という意味と「街を育てる」の2つの意味を込めたもの。
まずは同社にゆかりのある同町を題材に、地元企業の協力を経て、
120年前に消えた日本酒「本菱」を復活させるプロジェクトからスタート
し、今後は同町だけでなく、さまざまな市町村への展開も図るという。