【ニュース】 南海電気鉄道、NHK大河ドラマ「真田丸」放映を契機に九度山駅で真田装飾、来年1月24日からは土休日などに赤備え仕様のバスを運行 和歌山県九度山町

2015.11.12
南海電気鉄道株式会社(大阪府大阪市、遠北光彦社長)は、九度山町の玄関口「九度山」駅の「真田装飾」を11月14日に完成する。
来年1月からのNHK大河ドラマ「真田丸」放映を契機に、真田幸村蟄居の地・九度山を盛り上げるのが目的。

同社では11月1日より、九度山町(岡本章町長)協力のもと、「南海・真田赤備え列車」の運行を開始。
来年1月24日からは、土休日を中心に町内をめぐる巡回バス「真田赤備えバス」も運行する。
20151111九度山駅

九度山町は、南は高野山、北は紀ノ川に囲まれた県北部に位置する
町。
町内の慈尊院から高野山へは180本の町石が続く高野山町石道(ちょういしみち・世界遺産)が伸び、古くから高野参詣により栄えてきたほか、戦国時代に活躍した武将・真田幸村の隠れ里としても知られているという。

九度山駅の装飾では、駅舎やホームを落ち着いた風合いに塗装するとともに、真田の「六文銭」をあしらった暖簾や幕を掲出。
真田ゆかりの地の特別感を演出する。

九度山町内巡回バス「真田赤備えバス」にも、真田赤備え列車と同様のデザイン装飾を行う。
運行区間は、九度山駅前~九度山町役場~真田庵前~道の駅柿の郷くどやま。
運行期間は平成28年1月24日~平成29年1月7日のうちの土日祝と特定日。
運賃は1乗車につき大人100円・小児50円。
運行は南海りんかんバス株式会社(和歌山県橋本市)。