【ニュース】 米原市とJR西日本、地域産品の販路開拓で連携協定を締結、地方創生の取り組みの一環 滋賀県米原市

2015.10.30
米原市と西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、真鍋精志社長)は10月29日、米原市の地方創生を目的に、相互に連携を図るため協定を締結した。

具体的な取り組みとしては、同市が情報発信を行うインターネットショップ販売サイト「orite(オリテ)米原」で紹介している地域産品や地域情報などを、JR西日本が株式会社ナビバードと共同運営している海外個人向けインターネット販売サイト「JAPANSQUARE(ジャパンスクエア)」で紹介する。

なおJR西日本は、滋賀県エリアでは、滋賀県内の地域と鉄道の持続的発展を図るため、滋賀県と平成23年2月に包括的連携協定を締結している。

米原市は、米原市商工会と連携し、地域産品の知名度向上や販路拡大を目的に、平成27年3月にインターネットショップ販売サイト「orite(オリテ)米原」を開設。
地域産品の知名度向上と販路拡大、観光情報やワークショップ情報といった地域情報の発信強化に取り組んできた。
サイト名の「orite(オリテ」には、「米原を通過せずに降りて」という願いを込めたという。

一方、JR西日本はナビバードと共同で、平成26年1月に海外向けインターネット販売サイト「JAPANSQUARE(ジャパンスクエア)」を開設。
海外に向けた地域の特産品の販売と日本各地域の情報発信に取り組んできた。
販売先は世界各国120カ国、主に加工食品・工芸品を販売しているという。