【ニュース】 リビタ、老朽化したオフィスビル等を用途変更し「シェア型複合ホテル」へ再生、金沢市で第一弾物件を取得 石川県金沢市

2015.07.30
株式会社リビタ(東京都渋谷区、都村智史社長)はこのほど、全国各地の老朽化した遊休不動産(オフィスビル等)に、用途変更を伴うリノベーションを施し、宿泊施設・飲食店・シェアスペース・店舗等で構成する「シェア型複合ホテル」へと再生、企画・プロデュースから運営事業までを手がける新規事業を始動した。

同プロジェクトでは、同社がこれまでの事業で培ったリノベーションノウハウやシェアの概念、コミュニティ醸成の企画力や運営ノウハウを活かした計画を実施。
既存の事業領域を超えた新しい事業柱の構築を目指し、宿泊施設と付帯する施設(飲食や物販)の運営事業を展開する。

第一弾では、金沢市内で2棟のオフィスの空ビルを取得、2016年春から夏にかけ初プロジェクトとして開業する予定。
計画時から地域に根差したプレイヤーの参画を募り、協同するかたちでプロジェクトの実現を目指す。

第一弾で取得した物件は、金沢市の主要な観光スポット「ひがし茶屋街」「21世紀美術館」等へ各々に徒歩圏となる2か所。
企画・プロデュースから運営を計画し、2016年春から夏にかけ、2棟を開業する予定としている。

今後は、三大都市圏エリアを含めながら、京都・函館・岡山など、全国の地方都市で積極的に検討、年間2~3棟を目途に事業化を目指すとい
う。

「(仮称)金沢橋場町シェア型複合ホテル」の所在地は石川県金沢市橋場町116。
構造・規模は鉄筋コンクリート造陸屋根・地下1階地上4階建。
建築年月は1966年(築49年)、延床面積は933.30㎡。
用途(予定)は宿泊施設、付帯施設として飲食店・シェアスペース・店舗併設。
開業は2016年春の予定。
            
「(仮称)金沢上堤町シェア型複合ホテル」の所在地は石川県金沢市上堤町2-40。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上8階建。
建築年月は1972年4月(築43年)、延床面積は2,835.00㎡。
用途(予定)は宿泊施設、付帯施設として飲食店・シェアスペース・店舗併設。
開業は2016年春から夏にかけての予定。