【ニュース】 空家・空地管理センターと北斗ソリューションズ、総合空き家・空き地管理システム「SAKAS(サカス)」を2015年秋より全国の不動産会社に提供 埼玉県所沢市

2015.06.30
特定非営利活動法人空家・空地管理センター(埼玉県所沢市、上田真一代表理事)は、北斗ソリューションズ株式会社(埼玉県所沢市、上田真一代表)と協力して開発した総合空き家・空き地管理システム
「SAKAS(サカス)」を、2015年秋より全国の不動産会社に提供する。

同センターは、空き家に関する相談窓口として2013年7月に設立。
以来、空き家の所有者やその周辺住民に対し、空き家管理や活用に関する情報提供を行ってきた。

今回発表した「SAKAS(サカス)」は、同センターが培った空き家の管理・活用のノウハウを元にしたもの。
全国の不動産会社に提供し、空き家管理と活用に関するコンサルティングサービスを全国展開する。

同システムは、不動産会社の利用を想定し、開発したもので、これを利用することで不動産会社は空き家管理市場への参入を容易に行うことができるとしている。

具体的には、空き家管理の方法やクレーム対応、管理業務の効率化を図るため、業務支援システムと業務マニュアル、タブレットアプリなどを開発した。
導入研修後は、すぐに効率的な空き家管理を始めることができるという。

また、空き家の所有者が気軽に相談できる場所を作るため、常設の空き家相談窓口となる「空き家相談センター」を、東京・大阪・名古屋・福岡・仙台に順次開設予定としている。

今後は全国に対応エリアを広げるため、同センターと北斗ソリューションズが全国で説明会を実施。
全国での空き家管理の業務開始は10月頃を予定している。