【ニュース】 全国丼連盟、「丼ツーリズム」のモデルエリアを目指す福井県を「丼の聖地」に初認定 福井県福井市

2014.09.30
丼を通じて日本の活性化を目指す一般社団法人全国丼連盟(東京都中央区)はこのほど、福井県を「丼の聖地」として初認定した。
同連盟では、丼を食べに行くことを目的に、その土地の魅力を楽しみながら観光する「丼」を中心とした旅のスタイルを「丼ツーリズム」として提唱している。
今回は、福井県の丼で県を丸ごとPRする「福丼県プロジェクト」が、同連盟が提唱する「丼ツーリズム」の趣旨に合致していることから、「丼の聖地」として認定したという。


今回、「丼の聖地」第1号に認定された福井県は、1世帯あたりの自動車保有台数が日本一。
同県では、47都道府県の先頭を切り、丼をきっかけにドライブ需要と観光需要を喚起する「丼ツーリズム」のモデルエリアとなることををいち早く表明している。
なお同県は、「ソースかつ丼」「しょうゆかつ丼」などにより、「カツレツ」の消費量が日本一(総務省「家計調査」より)で、近隣県からも多くのファンが訪れるという。
また同県は、コシヒカリ発祥の地。
丼の基本となる米の代表的品種・コシヒカリの発祥地である同県から、国内の米食振興も含め、丼文化を発信していくことは、文化的・歴史的に意義があるとしている。