【ニュース】 大分市美術館と大分県立美術館、アートイベント「まちなかアートフルロードプロジェクト」を9月5日~23日に開催 大分県大分市

2014.09.04
大分市美術館と大分県立美術館は、9月5日~23日の期間、大分市美術館をメイン会場とする大分市内のまちなか4箇所で、アートイベント「まちなかアートフルロードプロジェクト」を開催する。
大分市では、来年4月24日に大分県立美術館が開館予定。
同年春にはJR大分駅ビルも開業を控え、市内ではアート団体を中心に行政、民間を巻き込んだアートによるまちづくりが動き出しているという。
今回の同イベントでは、大分県に寄贈された「利岡コレクション」をはじめとする約200点の作品展示、トークイベント、ワークショップ、映画上映会などを実施する。


メイン会場となる大分市美術館(大分市大字上野865番地)では、化学者・利岡誠夫氏が収集し、大分県に寄贈した南米やオセアニアなどの造形物や現代美術品などで構成する「利岡コレクション」と、大分市美術館の所蔵品を約120点展示する。
会期は9月5日~23日(9月8日・16日、22日は休館)。
観覧料は無料(会期中はコレクション展も無料)。
iichiko総合文化センター地下1階県民ギャラリー(大分市高砂町2-33)では、現代美術作家・岩澤有徑氏によるLEDを使用したライトアート作品のコレクションと、映像を組み合わせたインスタレーションを展示する。
会期は9月5日~12日。
the bridge(大分市中央町3-3-19)では、大分市在住の女性写真家2人の作品と利岡コレクションを展示する。
会期は9月5日~23日。
アートプラザ2階60’sホール(大分市荷揚町3-31)では、「ネオ・ダダを巡る大分の表現者」展と、利岡コレクションの現代アート作品を展示する。
会期は9月5日~23日。
関連イベントでは、大分市美術館でギャラリートーク(9月6日、申し込み不要)、アート対談(9月7日、申し込み不要、定員80人)、映画「ハーブ&ドロシー」上映会(9月14日・21日、申し込み不要、定員50人)、サロントーク(9月15日、申し込み不要、定員80人)、小・中学生とその保護者を対象としたワークショップ(9月23日、定員20人、多数の場合は抽選)、夢錦ヘビづくりでギネス世界記録に挑戦する企画(9月14日・21日、時間内に随時参加可)などを予定しているという。
「まちなかアートフルロードプロジェクト」の主催は大分アートフルロード実行委員会・大分市美術館・大分県立美術館。
後援は大分合同新聞社・OBS大分放送・TOSテレビ大分・OAB大分朝日放送・エフエム大分・OCT大分ケーブルテレコム。