【ニュース】 島根県、「首都圏発 IT企業向け島根視察ツアー」を7月31日~8月2日に初開催 島根県松江市

2014.07.29
島根県庁企業立地課は、首都圏IT企業の経営者を対象にした「首都圏発 IT企業向け島根視察ツアー」を7月31日~8月2日に初開催する。
同県は、地震や津波となどの自然災害が比較的少ない地域。
災害時のBCP(Business Continuity Plan)の観点からも、メリットの多い地域だとしている。
近年はIT企業の誘致に積極的に取り組んでおり、昨年度も4社のIT企業が県内に事業所を開設するなど、企業立地が進んでいるという。
なお同県では、プログラミング言語「Ruby」を開発した「まつもとゆきひろ氏」が松江市に在住。
このため、Rubyをはじめとしたオープンソースソフトウェア(OSS)に関するITコミュニティの活動が活発なことでも知られている。


今回の同ツアーは、この取り組みをさらに推し進めるのが狙い。
6月12日より募集を開始したところ、6月20日には募集定員の15名に達した。
ツアー当日は、手軽なレンタルオフィスから、島根ならではの古民家を使ったオフィスなどを提案。
自治体の補助や優遇制度についても知ってもらうとしている。
また、地元エンジニアのコミュニティや産学官が連携したITへの取り組みについても紹介するという。
「首都圏発 IT企業向け島根視察ツアー」の催行日は7月31日~8月2日(2泊3日)。
ツアーの内容は、教育機関(島根大学、松江工業高等専門学校)の訪問、県内IT企業及び進出企業との意見交換、レンタルオフィス・民間賃貸オフィス等の視察、エンジニアコミュニティとの交流など。
参加人数は13社17人(首都圏IT企業の経営者、取締役等)。