【ニュース】 モンスター・ラボ、松江市に開発拠点を開設、島根県発の開発言語「Ruby」を使用したリモートワークで各国へ向けサービスを発信 島根県松江市

2014.07.11
株式会社モンスター・ラボ(東京都目黒区、いな川宏樹社長)はこのほど、自治体をあげてIT化に取り組む島根県に新開発拠点を開設した。
島根県では、「しまねIT産業振興事業」の一環で、遠隔地事業部にありがちな業務システム開発の孫請けだけではなく、コンシューマー向けのクリエイティブなサービスの開発・発信に注力している。
また松江市でも、インドのバンガロールに続くIT産業の発信地を目指し、開発を進めているという。
同社の新開発拠点には、同社東京本社より移住した2名のエンジニアが常駐、島根県内からの採用も含め、1年以内には20人体制を整える予定。


同社では、企業向けWebサービス、スマートフォンアプリなどの開発事業のほか、ソーシャルアプリ向けクリエイティブ制作事業、ストリーミング音楽アプリ「monstar.ch」や、店舗向けインターネット音楽放送などの音楽事業を手がけてきた。
これまでに海外拠点2ヶ所(成都支社、パートナー企業セカイラボ本社シンガポール)を開設しており、松江市は3ヶ所目の開発拠点となる。
新開発拠点では、島根県発祥で世界的な知名度がある開発言語「Ruby」を使用した開発を主な業務とする。
緑と海に囲まれた街から、日本全国だけでなく世界各国へサービスを発信、新しいエンジニアの働き方のモデルを提示していくという。
なお「Ruby」とは、松江市在住のまつもと ゆきひろ氏が開発した、手軽なオブジェクト指向プログラミングを実現するための種々の機能を持つオブジェクト指向スクリプト言語。
島根開発拠点「株式会社モンスター・ラボ 島根開発拠点」の所在地は島根県松江市朝日町478-18 松江テルサ別館。
営業開始日は2014年7月3日。