【ニュース】 叡智の杜、クラウドファンディングを活用し、苔庭を囲む古民家の改修プロジェクトを開始 石川県小松市

2014.07.10
一般社団法人叡智の杜(石川県小松市、有川宗樹代表・黒崎輝男代表)はこのほど、苔庭を囲む、老朽化した古民家の改修プロジェクトを開始した。
改修後は、苔庭を訪れる人々のためのインフォメーションセンターとして建物を活用、来訪者と地元住民の交流の場をつくるとしている。
改修資金の調達にはクラウドファンディングの手法を活用、888万円を集めるという。


今回修繕をする古民家は現在空き家で、傷みが激しくなっている。
同プロジェクトでは、地元小松市で活躍する建築家・野尻順滋氏とともに、かつての美しい古民家に蘇らせるとしている。
建物は、ラウンジやカフェ、ギャラリースペース、研修が行えるような設備とし、これを拠点に苔庭の整備や苔の資料館の開設、国際会議の開催など企画するという。
なお、クラウドファンディングのリターンには、小松市ならではの酒蔵ツアーや九谷焼ツアー、食事会や利用チケット等を用意するとしている。