【ニュース】 京都市、「トラベル・アンド・レジャー」誌の「ワールドベストシティ」ランキングで初めて世界トップに 京都府京都市

2014.07.04
京都市産業観光局観光MICE推進室は7月3日、世界で最も影響力をもつ旅行雑誌のひとつ「Travel + Leisure(トラベル・アンド・レジャー)」誌が行った読者投票「ワールドベストアワード2014」の「ワールドベストシティ」ランキングで、京都が1位に選ばれたと発表した。
京都は、2012年に日本の都市として初のベスト10入り(9位)した後、2013年には5位に上昇。
今年はさらにトップへと評価を上げた。
なお、2014年の「ワールドベストシティ」上位5都市は、1位が京都(日本、90.21点)、2位がチャールストン(アメリカ、90.18点)、3位がフィレンツェ(イタリア、89.99点)、4位がシェムリアップ(カンボジア、89.82点)、5位がローマ(イタリア、89.61点)。


Travel+Leisure誌は100万部近い売上げを誇る月刊旅行雑誌。
アメリカンエクスプレスカードの会員を中心とした北米の富裕者層が主な読者で、世界的にも強い影響力をもつと言われている。
「ワールドベストアワード」は同誌で1995年から始まった読者投票ランキングで、世界の観光都市やホテル、クルーズ、旅行会社、航空会社等のカテゴリに分かれている。
ベストシティの採点ポイントは、風景・旧跡・名所、文化・芸術、レストラン・食べ物、人、価値の5つ。
今回の結果について、門川京都市長は「念願だった世界トップの観光都市に選ばれ、感無量だ。京都観光の質の向上にオール京都で取り組んできたため、努力が実り大変喜ばしい。世界一の観光都市という名に相応しいまちであり続けるため、引き続き、京都ならではの景観・文化芸術・おもてなしで観光客に感動を与えたい。」とコメントした。