【ニュース】 明日の京都文化遺産プラットフォームなど、京都の世界遺産17社寺・城の高精細映像によるアーカイブ事業を開始 京都府京都市

2014.05.16
明日の京都文化遺産プラットフォーム(京都市中京区、松浦晃一郎会長)、大日本印刷株式会社(東京都新宿区、北島義俊社長)、株式会社毎日放送(大阪市北区、河内一友社長)の3者はこのほど、「京都・文化遺産アーカイブプロジェクト」を発足した。
同プロジェクトの中心事業は、今年登録20周年を迎えた京都の世界遺産「古都京都の文化財」を構成する17社寺・城の高精細映像によるアーカイブ事業。
17社寺・城は、同プロジェクトの趣旨・目的に賛同、既に事業に着手しているという。


明日の京都文化遺産プラットフォームは、古都京都の文化遺産を保存・継承するため、文化遺産所有者・行政・市民・研究者・企業が協力し、景観問題・防災問題・公開・保存の問題等に取組むネットワーク組織として2010年10月に設立。
今回の同プロジェクトでアーカイブ化する世界遺産「古都京都の文化財」は、賀茂別雷神社(上賀茂神社)、賀茂御祖神社(下鴨神社)、教王護国寺(東寺)、清水寺、延暦寺、醍醐寺、仁和寺、平等院、宇治上神社、高山寺、西芳寺(苔寺)、天龍寺、鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、龍安寺、本願寺(西本願寺)、二条城。
世界遺産に登録されている社寺・城の中には、個別にアーカイブ事業を進めているケースもあるが、目的を共有し17社寺・城が共同参画する映像事業としては、今回が初の試みとなる。