【ニュース】 山万、大規模ニュータウン「ユーカリが丘」でコミュニティバスの位置情報配信サービスを無償提供 千葉県佐倉市

2014.04.08
大規模ニュータウン「ユーカリが丘」(千葉県佐倉市)を開発する山万株式会社(東京都中央区、嶋田哲夫代表)は4月7日、ユーカリが丘エリアで無料運行を行っているコミュニティバスの位置情報配信サービスを無償で開始した。
配信情報は、同社が提供する街アプリ「ユーカリが丘アプリ」内で提供する。
同社はこれまで、同アプリを「ユーカリが丘での生活に欠かせない情報インフラ」として展開してきた。
地域の店舗・施設の情報配信に加え、地元自治体の発信する「緊急情報」の再配信システムや、コミュニティバス・山万ユーカリが丘線など地域に密着した公共交通機関の運行情報を配信することで、地域住民・利用者の暮らしの利便性をさらに高めるとしている。
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今回開始した同サービスは、ユーカリが丘エリアを運行するコミュニティバスの現在位置をリアルタイムに確認できるというもの。
バスの走行位置を利用者のスマートフォンやタブレット端末にリアルタイムで表示するほか、時刻表表示機能やバス接近の自動的通知機能なども完備した。
「ユーカリが丘アプリ」は、同社が提供する、ユーカリが丘専用の「スマートフォン街アプリ」。
ユーカリが丘周辺の約150の店舗・施設情報のほか、医療機関情報や防災施設情報、気象情報や地元自治体の配信する緊急情報など、幅広い街の情報を提供している。
また、震災等の大規模災害が発生した際には、インフラ・交通機関の復旧状況や給水所・避難所の情報、店舗営業再開状況など、地域に密着した災害情報を配信するという。
「ユーカリが丘」は、1971年に開発が開始された、総開発面積245ha(計画総人口約3万人)のニュータウン。
「自然と都市機能が調和した新環境都市」を目指し、京成本線ユーカリが丘駅周辺の住宅・商業一体の超高層立体開発と、新交通システム「山万ユーカリが丘線」の各駅徒歩10分圏内に展開される一戸建平面開発を行っている。
2014年2月末現在の人口は1万7,473人、世帯数は6,852世帯。